Friends will be friends (3)

数回メールのやり取りをした。もうそれで十分だったし、度を過ぎた密なやり取りをするほど私たちは十分には親しくないと感じたので、控え気味にしなくてはと思っていた。

彼は返信はマメにしてくれるものの、積極的にメールして来ることもないので、彼にしてみてもこれくらいの距離感がちょうど適切なのだろうと考えた。

そんなこんなで10ヶ月が経ったある日、珍しいことに彼からメールがあった。「今月沖縄で色々ありまして、20日か21日ってお時間あるならお会いしませんか?」驚かずにはいられなかった。もちろん、答えはYESだ。