自分の価値はなかなかわからない

またまたしばらく間が空いてしまったのは、それなりに忙しかったからだろう。よく考えてみると、忙しいと言っても、週2くらいで体を動かしに行ったりしているのだから時間がないというわけではない。「死の谷(マクティーグ)」/フランク・ノリス著だって少しずつ読んでいるのだから、気持ちの問題だ。書こうという気持ちになれなかったというのが正しい。

今はわりと忙しいと言ってもいいかな?という気持ちになったのは、本来私が引き受けなくて良い仕事が回ってきて対応していることに原因がある。詳細は省くが、それの〆切が今週なのだ。自分の満足いくものになかなかならないのは、その作業を手放した部署が責任もろとも丸投げしたからと言っても罰は当たらないだろう(泣)。

こちらは引き受けたからにはきちんとした仕事=作品にしたいと思う。しかし、十分な情報が時間内に提供されない。すると気分的に参ってくる。そういうとき、ふとこう思った。「もし自分に上司から依頼が来ずに、担当者がそのままやっていたなら、今どうなんているか?」その結果を想像すると、結構コワいので、自分が引き受けてなかったとしても、〆切前日に「できませんでしたー(テへっ!)」と小学生が宿題できなかった言い訳みたいなことを言われて、そのタイミングで丸投げされる恐怖感からは逃げることができない(笑)。いや、笑いごとではない!

そんな想像をすると、100点ではないにせよ、〆切前にほぼ完成させている自分は案外すごいかも、いや結構すごいのでは?と思ったりする。そう思っていると、知人から、「アンタは普通にすごいわ。みんな知ってるよ」とメッセージ。自分の客観的な価値を把握することができたようでうれしくなった。自分ではなかなかわからない盲点だ。