私はおよそ以下のような説明を彼女に返信した。
「私は自分のことは自分で決められる人になりたいと思っている。しかし、自分の考え方が常に正しいとは限らない。だから、自信があったとしても、他の人の意見に触れることができるならできるだけ聞いてみたいと思う。別の目線の意見を踏まえて、自分はどうするのか決める。」
私の悩みごとが「普通」なのか「一般的」なのかは、悩んでいる当人にとって最終的にはどうでもいいことだ。しかし、これは自分というのものを、性別とか年齢とか役職とか、さまざまな次元で表現してみるという作業の一部なのだと思う。
自分のことを理解することは難しい。しかし理解する努力をすることで人生が「濃く」なるような気がしている。